RIPPLE vol.5のライブ音源をフル公開しました。pile of hexのアルバムの感想もちょっとだけ。

      release

      3月10日に行われたpile of hexのレコ発イベント”RIPPLE vol.5″のライブ録音をフルで公開しました。

      この日自分は体調不良で全部のライブは見れなかったのですが、pile of hexのライブに呼んでいただいたのは本当に光栄でした。

      改めて家でアルバムを聴き返していますがカッコ良いアルバムだと思います。
      ベースが無い分ドラムの存在感が独特でスネア一発バスドラム一発のインパクト感(?)が気持ち良いです。
      ギターは隙間を空けたり詰めたりしながら線的なリズムを担っていて、低音成分が少ない分浮遊感のある乾いたグルーヴがあります。踊れるのに悲しい、みたいな不思議な印象です。
      コードの移動が少なくて淡々としているようですがエモーショナルが無いわけではありません。WALL ii(1)からは儚げなアルペジオのフレーズが目立つようになってきてGUST OF WINDではギターソロ(?)もあってそれがかなりカッコ良いです。
      バンドの世界観を決定づけているのはムネタケさんのボーカルで、声の魅力はもちろんですがRAMANASの声の置き方にまず心を奪われます。マルコムムーニーみたいな楽器的な感性を持ったボーカルが好きで、それに似たようなものを感じます。アーとかウーとかエーでリズムを作っていく感じがカッコ良いです。
      おススメの曲はWALL ii(1)で後半の展開がカッコ良いです。今度はエスパー教室とか京都とかで対バン出来たら嬉しいです。

      ベースがいないバンド最近多いような気がします。帯化とか酩酊麻痺とかと比較してみても面白いかもしれません。自分がベースを弾くのでリズムの空気が全然違っていて面白く感じます。

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